湘南健康大学をご覧の皆さま、はじめまして。
私は横浜・港北IC近くで法人向け自動車総合管理会社を運営しております、株式会社ブラザー・オートサービスの小林と申します。
弊社は1966年の創業以来、法人向けに自動車に関わる総合的なご提案・サービスを提供してまいりました。
オートリース、車両販売、車検・整備、買取、鈑金塗装、レンタカー、自動車保険など、「オートアフターマーケット」における幅広い業務を通じ、お客様の利用状況や経営スタイルに応じた最適なクルマとの関わり方をご提案しています。
「オートアフターマーケット」とは、メーカーが車両を製造した後、初度登録されて市場に出てから、解体に至るまでのさまざまな業種の総称です。
私どもは物流業、建築業、営業会社をはじめ、医療・介護分野における車両管理にも多く携わっています。具体的には、製薬会社さまの営業車、訪問看護・介護事業の訪問車、介護施設の送迎車などを多数管理し、皆さまの安全と事業発展をサポートしています。
以前は個人向け販売や輸出も行っていましたが、リーマンショック後に事業の軸を絞り、「“働くクルマ”の“元気”を保つ」というキャッチコピーを掲げました。
世界経済の変動により自動車業界の相場も崩れ、お客様が経営を見直す機会が増える中で、
「お客様が発展し、健全かつ安全に事業を運営し、スタッフの皆さまが最高のパフォーマンスを発揮できる状態を保つこと」こそ、私たち自動車業の使命だと強く感じたのが、このキャッチコピーのきっかけです。
少し堅い表現になってしまいましたが、こうした経緯が現在の事業理念へとつながっています。
「“働くクルマ”の“元気”を保つ」
自動車の多様な事業を運営してきた弊社の経験上、
「結局、時間もお金もかかってしまった」というケースや事例を多く見てきました。
「今、修理しておくべきです」「今、交換しておくべきです」
「定期点検には意味があります」
「事故が起きるかは分かりませんが、このお車でしたら車両保険や代車特約にご加入ください」
これらは、まさに私たち人間の健康診断や医療保険と同じだと感じてきました。
しかし、実体験をされない限り「無駄なコスト」と見なされ、検討すらしていただけない企業も少なくありません。
個人車両であれば自己判断で進めますが、法人車両ではそうはいきません。
車両が壊れてお客様との約束に伺えない、納品できない、サービスが提供できない
→ 信頼の損失、売上の損失
交通事故で思わぬ実費修理代が発生し、会社のキャッシュフローが悪化、営業利益が減少
廃車となれば次の車の納車まで仕事の稼働が落ち、生産性も悪化。さらに処理する人件費と時間も増加
→ 生産性低下、コスト増加
不足の修理や消耗品の老朽化によって車両寿命が短くなり、買い替え頻度が増加
こうした課題が並行して発生します。
近年「予防医学」や「健康寿命」という言葉が一般的になり、私たちも日々のメンテナンスや検診を意識するようになりました。
クルマも同じです。
私自身がデトックスをしたり、サプリメントを飲んだり、検診を受けたり、運動をしたりして健康維持に努めるのと同じように、車両にも日々のケアをしていただくことで、法人車両も“元気”を保ち、皆さまの事業をしっかり支えてくれるはずです。
少し長くなりましたが、次回は「実際に“働くクルマ”の“元気”を保つために弊社がどのようなサービスを行っているか」をご紹介できればと思います。
クルマはパートナー。これは法人でも個人でも同じです。
ご家族の一員のように思い、健康寿命を延ばしてあげることで、皆さまの日々も安心して充実するはずです。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。