先日12月6日(土)に、児童養護施設 聖園子供の家にて「ヴァイオリン音楽体験&コンサート」が開催されました。
このイベントは今年で3年目を迎え、(一社)日本音楽医療福祉協会と湘南ストリートメディカル®の共催、そして横浜市立大学コミュニケーション・デザイン・センターなどの後援、株式会社サンファーロの協賛のもと、多くの方々のご協力により実現いたしました。
この会は、「楽器に触って体験してみよう」というテーマのもと、子どもたちに音楽の楽しさを直接感じてもらう貴重な機会となりました。
~素晴らしい演奏家たち~
コンサートでは、第一線で活躍されている素晴らしい音楽家の方々にご出演いただきました。
•指揮者:佐藤 洋平氏
現在、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンを拠点に音楽活動されており、ボストン室内管弦楽団の指揮者として、アメリカ国内外で演奏活動を行われています。
•ヴァイオリニスト:Thomas Hofman氏
ボストン室内管弦楽団のコンサートマスターとして、アメリカ国内外で演奏活動を行われています。
•ピアニスト:西 優樹氏
フェリス女学院大学、同大学院修了課程音楽研究科を修了され、現在はソロ、アンサンブル、合唱やオーケストラとの共演を行いながら、後進の指導にあたられています。
~プログラムと会場の様子~
プログラムでは、「となりのトトロ」より『さんぽ』や、「ハウルの動く城」より『人生のメリーゴーランド』といった、子どもたちにも親しみやすい曲が演奏されました 。プロの演奏家による迫力ある生演奏は、会場に集まった子どもたちの心を惹きつけ、音楽が持つ豊かな表現力と感動を届けてくれました。また、楽器に触れる体験コーナーでは、子どもたちが真剣な表情でヴァイオリンに触れる姿が見られ、音楽への興味を深めるきっかけになったことと思います。
音楽は、言葉の壁を越えて心を通わせる力を持っています。今回の体験コンサートが、子どもたちの健やかな成長と情操教育の一助となることを願っております。


