【写真展の始まりは10年前・伝説のDJ!ざいつきげん写真展!~Facebookのイイネ!沢山から厳選~】
「珈琲豆専門店イースト」は自宅から5分ほどの所にある。当初は畠山オーナーの匠の技で焙煎した、逸品の珈琲豆を時々買い求める程度だった。開業から数年経った頃から、店内で喫茶サービスが始まっていた。外見からのイメージでは喫茶店という雰囲気を感じさせないクラシカルな外、ということもあって、静かでゆったりとした店内での珈琲タイムは、鵠沼のオアシス。仕事の打ち合わせや原稿書き。
一人静かに午後の寛ぎを、イーストオリジで味わっていた。時には、畠山オーナーの珈琲あるあるを聴きながら四方山話に花を咲かせることもあった。そんな或日、江ノ島や鵠沼海岸の朝と夕方の写真を撮ってFacebookにアップしているけれど、結構イイネを沢山頂き高評価。そんなことを話していたのは10年前のこと。
鵠沼海岸にも江ノ島にも近い環境のカフェで写真展が出来ないものかとふと頭をよぎったので、イーストで「スマホで撮ったイイネ沢山写真展」を開くという企画は如何でしょうか?と聴いたところ、面白いね。やろうよ!具体的なプランを持ってきてよ、という好感触にチャレンジ精神と遊び心に火がついた。
思い立ったら吉日。撮り溜めした写真や新たに撮った中から写真展用を選択。開催告知のDM制作や店内POP等の準備に追われていた。約2ヶ月の準備を経ながら、2014年6月17日~7月21日の開催が実現したのである。開催期間中は地元はもとより遠方からの友人知人も足を運んで頂き成功を収めた。会場を提供して下さったイースのお客様にも喜んで頂き安堵したことが思い出される。
10年前に初めての試み・・クリエイティブな遊びは楽しくて!スリリング
“11年降りの写真展開催決まる”
写真展はPlatinum Senioの小粋な遊び&情報発信!
珈琲豆専門店イーストで毎週一回イーストタイムをしている茶飲み友達の瀧田一信さんとは、Jazzが取り持つ不思議な縁での交流は2021年頃から始まった。
彼は、40年降りに地元鵠沼に帰ってきた湘南人。元職はトップレベルのホテル業界人で、自称スマホ・フォトグラファー。世界の7つの街で過ごしたバイリンガルでナイスなGG。私とは10歳ほどの年の差はあるけれど、ともに後期高齢者であり共通した話題も多く、格好の自由放談的なトークタイムは心地が良い。高齢者がGold Senioなら、後期高齢者二人の爺はGGsでPlatinum Senio。
そんな二人のイーストタイムは今も続いている。ジャズはもとより70年代から80年代にかけての洋楽は好みも共通。広告業界で私がバリバリの現役時代は、何度となく海を渡りそれなりの武勇伝もあったが、ホテルマンとして繰り広げた数々の武勇伝は業界が違うこともあって耳新しく愉快。彼はカメラに詳しくスマホ フォトグラファーを自称するだけに、スマホの機能を熟知して撮った写真は実に素晴らしい。私の場合は、海外ロケにコーディネーターそして参加する度に、同行のカメラマンに撮影テクニックの手ほどきを受けていたので素人なりに良い写真を撮っていた。35ミリのフイルムカメラやデジカメからスマホに乗り換えてからでもそれなり撮っていたつもりであったが、スマホ フォトグラファーの瀧田さんからから見ればビギナーレベル。スマホの機能を生かした撮り方や編集等のアドバイス受けたことで、新しい発見がありレベルアップしたのが嬉しい。
昨年12月の或日、イーストでの一人ティタイムは畠山オーナーと世間話に花を咲かせながらまったりしていた。来年は「イーストの創業30年」。何もしないままに時は過ぎて行きますね!と、畠山オーナーが。そういえば、ここで写真展を開かせてもらってからもう10年。写真のレベルも上達しているので来年に2回目の写真展というのは如何なものでしょう?写真のレベルもかなり向上しているし、といったところ、準備が出来たら展示スペースを作るからと背中を押された。
それから数日経った頃、GGsはイーストタイムを過ごしていた。10年前にここで「イイネたくさん!ざいつきげん写真展」を開催し大受けだったと、当時の様子を事細かに話した。オーナーは2回目も遣ってもいいよ!とOKを頂いているので、スマホで撮った写真二人展をしませんか!と瀧田さんに投げかけたところ、二つ返事で是非是非と賛同。その後GGsのイーストタイムでの話題はもっぱら写真展開催に向けた企画に終始していた。新しい目標を持つことで話も弾み遊びは真剣に一生懸命!新しい挑戦は遊び心の表現という目標が出来た年明け早々に写真展具体的なプランを提示して、前進させようと供に誓いながら2025年を迎えたのである。
~遊び心の赴くままに、スマホで覗いた湘南の心象風景~
在津紀元(85歳)&瀧田一信(75歳)写真二人展
・・キラキラ輝く・・・人生再起動・・
2025年2月11日~3月30日・会場・珈琲豆専門店イースト
それぞれが気に入った写真を持ち寄り、10点に絞り合計20点の写真を展示することで写真展用選択も完了。写真展開催告知DM等の準備が整ったところで年の明けた1月早々に、畠山オーナーへ全貌を提示した。2月の20日過ぎから開催される「鵠沼アートフェスティバル」に協賛するのでタイミングも良いから準備ができ次第始めて良いよ!と、その場で日程が決定し本格的に取りかかった。
作品展示・最上段の作品は瀧田さん。
左は瀧田~はがきサイズの告知用DM~ 右は在津
ニュースリリースの一文が、写真展の企画意図
藤沢市のコミュニティラジオ局レディオ湘南で「ざいつきげんの音楽鍋」と云う番組を開局から続けている「在津紀元」と申します。このたび、友人の「瀧田一信」氏と「写真二人展」を、「珈琲豆専門店イースト」のご厚意で開催する運びとなりました。
鵠沼に住む85歳と75歳platinum seniorな二人が、気の向くままに好奇心と遊び心の表現として、スマホを屈指した自己表現的「写真二人展」残り火のような炎に新たなエネルギーを注入し、キラキラ輝く人生の再起動は実に愉快!そんな遊び心的心象写真を!是非沢山の方にご笑覧いただきたいと願っています。 このような趣旨で開催させて頂いた写真展には沢山の方に見て頂き、友人達の冷やかしや、見てくださった方々の感想や、これスマホで撮ったのというびっくりコメントが嬉しかった。遊びこそ一生懸命が面白い!写真展という媒体を通しての情報発信は枯れた男の生きている証。遊び心と一生懸命は明日の元気に結び付く~と実感したGGsでした。
エピローグ
写真展の開催が趣味という訳ではないけれど、企画をして準備をして発表するというプロセスはスリルがあって楽しい。
これまでに2回ほど写真展の企画遊びを楽しんでいた。
次回はいつになるのだろう・・・・。夢は膨らむGGs・・・。
2010年に開催!左は私のパリ10点・右は伊藤さんの公園シリーズ10点
2019年2月に珈琲豆専門店イーストで開催